概要としては、「swap領域が無かったら、swapファイルを作成してswap領域としてマウントする」になります。
Template_OS_LinuxにはすでにアイテムとしてTotal swap spaceというアイテムがあります。
swapの総容量を確認するアイテムです。
このアイテムに対して0だったらというトリガーを作ります。
Template_OS_Linuxの行のトリガーの文字をクリックします。
右上にあるトリガーの作成を押します。
名前を適当に入力します。(例: Trigger_No_Swap)
条件式の右にある追加を押します。
アイテムの右にある選択を押します。
右上のホストでTemplate_OS_Linuxを選びます。
一覧からTotal swap spaceを選びます。
関数には「前回の値=N」を選びます。
Nは0のままとします。
障害イベントを継続して生成にチェックを付けます。
深刻度に警告を選び、追加を押します。
以上で、追加を押します。
トリガーの一覧画面にTrigger_No_Swapが追加されました。
しばらくするとダッシュボードにTrigger_No_Swapに対しての警告が現れます。
Total swap spaceの監視間隔が3600秒になっているため、最大で1時間待つことになります。
続いてアクションを追加します。
設定メニューのアクションを押します。
右上にあるアクションの作成を押します。
名前を適当に入力します。(例: Action_No_Swap)
新規条件でトリガー名となっている箇所をトリガーに変更します。
新規条件の右の選択の文字をクリックします。
右上のホストをTemplate_OS_Linuxにします。
Trigger_No_Swapの文字をクリックします。
新規条件の枠内にある追加の文字をクリックします。
アクションの実行内容を押します。
アクションの実行内容の枠内にある新規の文字をクリックします。
実行内容のタイプをリモートコマンドに変更します。
ターゲットリストの枠内にある新規の文字をクリックします。
ターゲットが現在のホストになっている状態で、枠内にある追加の文字をクリックします。
コマンドに次のように入力します。
[ ! -f /swapfile ] && sudo dd if=/dev/zero of=/swapfile bs=1M count=512;
sudo chmod 600 /swapfile;
sudo mkswap /swapfile;
sudo swapon /swapfile;
実行内容の詳細の枠内にある追加の文字をクリックします。
最後に追加を押します。
アクションが追加されました。
しばらくするとAction_No_Swapが実行され、swap領域が作成されます。
それにより警告が解消します。
Total swap spaceの監視間隔が3600秒になっているため、最大で1時間待つことになります。
swap領域が作成され、警告が解消されました。
今後作成したサーバにTemplate_OS_Linuxを適用するだけで、swapの総容量が確認され、もし0byteだった場合には、swap領域が自動で作られ、警告が無くなります。
とても便利だと思います。
今回はここまでです。
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